「道祖神」(スギ・タマ像)
■道祖神は、旅の神ともいわれ、村の入口や峠に祀られていることが多い。陰陽の性器をかたどった自然石を神体としていたが、江戸時代からは石塔に刻まれた道祖神が見られるようになった。俗にスギ・タマとも言われているが、これは昔、猿楽を踊っていたスギとタマという女の子が天狗にさらわれたという逸話からきていると思われる。